魚貫崎の生き物データー

内容  まとめ年度   
 池田池周囲の生き物データー  平成26年度  
 魚貫崎海岸の生き物データー  平成27年度  

平成26年度・27年度都市農村共生・対流対策交付金事業において魚貫崎の資源調査を行い、
子供向けの虫探しフットパスメニュー・ビーチコーミングでの自然観察メニューを行っています


ランドサットから見た天草地方と魚貫崎

 

○天草地方を高い空の上から見てみよう

  九州の西岸に位置する天草地方は、大きな上島と下島、それに大矢野島や御所浦島などから成り立っている。

  この天草地方は、東シナ海と内海である有明海、不知火海(八代海)の3種類の海に囲まれている。
そして、天草諸島の存在により、東シナ海から遮られて有明海と不知火海が出来ている事がわかる。

  有明海は、泥干潟が広がり、日本で最も大きな干満差の中に、日本最大の干潟が広がっている。
八代海は、宇土半島付近の最も湾奥では、有明海と同様な泥干潟の環境にあり、
鹿児島県から牛深方面は、干満による大きな潮の流れがあり、内海漁業の環境を持つ。

  それらの環境にあって、天草の陸域は低山の山々が連なり、その中に段々畑が作られ、昔から様々な農産物が作られてきた。
また海辺の複雑な小さな入り江は、たくさんの海の幸を育んできた。

東シナ海を見てみると、南方から東シナ海を大陸棚沿いに北上してきた黒潮は、九州の南で太平洋へと出ていくが
、その一部は対馬暖流となり、九州の西岸を北上する。

この対馬暖流の流れは、五島列島の外側を日本海へと北上していくが、その一部は五島列島に遮られ、
東へ回り込みながら南への流れとなり、天草灘では主に南への流れとなっている。
しかし、季節や黒潮の動きなどにより、その流れは様々に変化する。

海に囲まれた天草諸島は、温暖な海流と気候の中に様々な漁獲物と農産物が生産され、
北の季節風の影響も強くて、冬は少し寒くて夏は暑い照葉樹林帯に位置し、魚貫崎は豊かな海と山の幸に恵まれている。

  外洋に面した魚貫崎であるが、魚貫崎の岬は東シナ海に南西方向に突き出しており、
その湾内の池田地区を台風と強い波から守る役割を果たしている。

また、奥深い湾内には砂浜が形成され、、直接に外洋に面した砂浜と比較して、
多様な砂浜の貝類が生育し、九州西岸域において、最も重要な砂浜の貝類の多産地となっている。

昭和50年の魚貫海水浴場航空写真

 調査協力
 天草自然研究会  
 代表  吉崎和美氏  


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